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2017年05月30日

岡崎百景が平成29年度都市景観大賞「景観まちづくり活動・教育部門」で優秀賞に選ばれました!

 景観に関する優れた地区・活動を表彰する平成29年度都市景観大賞「景観まちづくり活動・教育部門」で、「岡崎百景 ―私とまちの100のドラマ ―」が優秀賞(「都市景観の日」実行委員会 会長賞)に選ばれました。
 
「都市景観の日」実行委員会が主催する都市景観大賞は、「都市空間部門」と「景観まちづくり活動・教育部門」があり、「景観まちづくり活動・教育部門」では12件の応募から、大賞2件、優秀賞3件が選出されています。

 本市からの受賞は平成25年度の大樹寺小学校 郷土への誇りと愛着を育む「家康学習と景観まちづくり学習」、平成26年度の藤川小学校 ふるさと藤川 夢に向かって新世代プロジェクトに続く3年ぶり3回目となります。

 今回受賞した「岡崎百景 ―私とまちの100のドラマ ―」は、岡崎市と、景観整備機構であるNPO法人岡崎まち育てセンター・りた、そして市民公募で集まった百景推薦人の3者協働による市制施行100周年事業として行われ、応募総数は122通。一般向けの「岡崎百景候補お披露目会」、「市民投票」を経て公表され、募集から選定に至る経過が地域景観に関する価値観共有の先進的な取り組みとして審査員から高く評価していただいたとのことです。




投稿者   まちづくりデザイン課


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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 20:18Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2016年12月28日

岡崎市景観計画の一部変更(案)

 市では、平成24年に景観法に基づく岡崎市景観計画(以下、「景観計画」という。)を策定し、「美しく風格ある岡崎の創生」を基本理念に景観まちづくりの推進にあたっています。
 道路等の公共施設は、建築物や工作物等とともに、地域の景観の骨格をなす主要な構成要素の一つであることから、良好な景観形成に必要な場合に、「景観重要公共施設」としてその整備に関する事項等を景観計画に定めることができるとされています。
 現在進めております「乙川リバーフロント地区」の整備においては、西三河の中核都市にふさわしい風格と魅力ある景観の創出に行政が先導的な役割を果たすものと考え、地区内における道路の一部を景観重要公共施設として景観計画に定める変更を進めています。
 このたび、改正案がまとまりましたので、その内容について市民の皆様のご意見を募集します。

1 意見募集期間
  平成28年12月6日 火曜日~平成29年1月6日 金曜日

2 閲覧場所
  市政情報コーナー(市役所西庁舎1階)
  都市計画課(市役所西庁舎1階)
  各支所
  市ホームページ(パブリックコメント)
  http://webhp.city.okazaki.lg.jp/appli/08/wp08_top_menu.asp

3 意見の提出方法
  住所、氏名(団体などは名称・代表者氏名)、連絡先を記入し、直接、郵送、Eメール、ファックスのいずれで都市計画課に提出してください。

  市ホームページ(パブリックコメント http://webhp.city.okazaki.lg.jp/appli/08/wp08_top_menu.asp)からも提出できます。

4 提出先
  〒444-8601 岡崎市都市整備部都市計画課
  Eメール toshikei@city.okazaki.lg.jp
  ファックス 0564-23-6514

投稿者   都市計画課


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2016年10月06日

岡崎百景シンポジウムのご案内








市制1 0 0 周年の節目に、次世代に伝えたい「岡崎の今」を表す景観を市民の手で選定しようとスタートした「岡崎百景」。平成2 6 年1 0 月の「百景推薦人」の募集から約2 年が経過し、総勢8 3 名の推薦人一人ひとりの愛着や思い入れのある景観の中から、市民投票を通じて決定した岡崎百景がついに発表されます。
皆様どうぞ足をお運びいただきますようお願いいたします。

日時:2016年10月22日㈯
   13:30~16:30 (13:00 開場)

開場:岡崎市図書館交流プラザ・リブラホール

第一部:岡崎百景の発表

第二部:パネルディスカッション「岡崎百景の活かし方」

    パネリスト
     伊藤香織…東京理科大学教授
     松隈章 …竹中工務店設計本部/聴竹居倶楽部代表
     蒲勇介 …NPO法人ORGAN理事長/長良川おんぱくプロデューサー

その他:入場無料
    ※事前申し込みが必要です。詳しくはチラシをご参照ください。


投稿者   都市計画課


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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 10:54Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2016年07月04日

市制施行100周年スペシャルライトアップを行いました!

市制施行100周年を記念し、7月1日に愛知県の御協力により愛知県西三河総合庁舎において「100」の数字を表す特別なライトアップを行い、また合わせて殿橋、明代橋では春の桜や夏の花火、秋の紅葉など乙川の四季をイメージしたものから、特別に7色を駆使した色鮮やかなレインボーカラーのライトアップを行いました。

それぞれのライトアップが水面にきれいに写り、乙川の夜景を鮮やかに彩ることができました。
これからも殿橋、明代橋をはじめとして夜間景観を楽しめる機会づくりを推進していきます。






投稿者   都市計画課


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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 22:22Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2016年06月23日

市制100周年スペシャルライトアップ!

 岡崎市は7月1日をもちまして、市政施行100周年を迎えます。つきましては市制施行100周年を記念し、殿橋、明代橋のライトアップを7月1日限定バージョンのレインボーカラーにし、合わせて、愛知県の御協力により愛知県西三河総合庁舎において「100」の数字を表すスペシャルライトアップを行います。
 市では乙川リバーフロント地区整備事業により、殿橋、明代橋の照明をはじめ乙川プロムナードの照明、乙川右岸の殿橋下流の河川敷の遊歩道の照明など、乙川を彩る夜の都市景観の形成を進めており、光に対する親しみを深められる機会づくりを推進していきます。

1 スペシャルライトアップの開催
(1)日時 平成28年7月1日 金曜日 19時から22時まで
(2)場所 愛知県西三河総合庁舎、殿橋、明代橋

2 ライトアップイメージ
  殿橋、明代橋では春の桜や夏の花火、秋の紅葉など乙川の四季をイメージしたものから、特別に7色を駆使した色鮮やかなレインボーカラーのライトアップを行い、合わせて、愛知県西三河総合庁舎において「100」の数字を表す特別なライトアップを行います。




投稿者   都市計画課


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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 10:37Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2016年06月22日

第2回おかざき景観賞表彰式&景観ガイドツアー

平成27年度に募集・選定を実施しました「第2回おかざき景観賞」表彰式を開催しました!
おかざき景観賞についてはこちら
今回受賞となったのは、
■建造物部門
・岡崎市医師会はるさき健診センター


・Dragon Court Village(竜美丘コートビレジ)


■広告物部門
・岡崎信用金庫シンボルマーク


・229



■景観まちづくり活動部門
・葵桜と彼岸花を育てる活動


・大学生・小学生・市民の協働による藤川宿「米屋」の改修


■奨励賞
・CAFE DAYS


市長から各受賞作品の関係者一人ひとりに表彰状が手渡されました。
表彰式の最後には景観審議会会長やおかざき景観賞実行委員会委員長も囲んで記念撮影。


表彰式後には、今回初めての試みとなる景観ガイドツアーへ。
バスコースとまち歩きコースに分かれ、受賞作品の設計者等の解説を直に聞いて回ります。

・バスコース はるさき健診センターに関する日建設計荒川氏の解説

登録有形文化財である「旧愛知県第二尋常中学校講堂」も見学。


・バスコース ドラゴンコートビレジ Eureka稲垣氏の解説


・まち歩きコース 229 ストック建築設計七条氏の解説

美味しいコーヒーも頂きました。


・まち歩きコース 正長刃物店 横山氏の解説


参加者の方のアンケートでは、「設計者の熱い想いに感動した」、「知らない場所が知れてよかった」などと、満足していただけたようです。
こうした景観ガイドツアー含む「第2回」おかざき景観賞」は、民間の景観まちづくりを先導する景観整備機構の4団体(NPO法人岡崎まち育てセンター・りた、NPO法人21世紀を創る会・みかわ、公益社団法人愛知建築士会、公益社団法人愛知県建築士事務所協会)の皆様の協力があってこそ実施できました。本当にありがとうございました。

そして受賞された皆様、改めておめでとうございます!


投稿者   都市計画課


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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2016年05月13日

岡崎百景市民投票展示会のご案内

122件の岡崎百景候補が出揃い、5月から7月にかけて行う「岡崎百景市民投票展示会」での
市民投票を経て岡崎百景を選定します。

皆様どうぞ足をお運びいただき、またご投票していただきますようお願いいたします。

[展示会日程]
① 5 月19 日(木)~23 日(月)@岡崎市図書館交流プラザ・りぶら
② 5 月24 日(火)~29 日(日)@地域交流センター六ツ美分館・悠紀の里
③ 5 月 31 日 (火)~ 5 日(日)@北部地域交流センター・なごみん
④ 6 月7 日(火)~12 日(日)@西部地域交流センター・やはぎかん
⑤ 6 月14 日(火)~19 日(日)@東部地域交流センター・むらさきかん
⑥ 6 月21 日(火)~26 日(日)@南部地域交流センター・よりなん
※りぶらおよび地域交流センターの開館時間は9 時~21 時
⑦ 7 月1 日(金)~ 3 日(日)@中央総合公園
※市制施行100 周年記念式およびおかざき100 年祭にて
⑧ 7 月6 日(水)~31 日(日)@岡崎市美術館第6 展示室

百景展示@りぶら


投稿者   都市計画課


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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 14:59Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2016年03月16日

愛知県建築士事務所協会を景観整備機構に指定しました




景観法では、良好な景観が現在及び将来における国民共通の資産であることや住民、事業者及び地方公共団体の協働により景観の形成が進められなければならないことが示されています。
このことから市では民間活力の活用により、市と役割分担しながら、ともに良好な景観の形成の推進を図るため、この度、「公益社団法人愛知県建築士事務所協会」を、「景観整備機構」に指定しました。
本市では4法人目の指定となり、全国でも最多になります。
景観整備機構に指定されると、市民に身近な景観形成を担う団体として、景観法第93条各号の業務について、市と連携しながら良好な景観の形成の推進に取り組むことができます。
景観整備機構に指定する法人の概要等は以下のとおりです。

1 指定法人の名称等
(1)名称 公益社団法人 愛知県建築士事務所協会   
(2)所在地 名古屋市中区錦一丁目18番24号
(3)代表者 会長 朝岡 市郎

2 指定法人の概要
公益社団法人愛知県建築士事務所協会は、建築士法に基づき、設計等を委託する建築主の利益の保護を図り、建築文化の発展に寄与することを目的として、昭和48年(1973年)に愛知県より認可された県内唯一の建築設計事務所・建築士事務所を会員とした公益社団法人です。
景観整備機構として行う業務については、岡崎支部が中心となって運営にあたります。

3 景観整備機構として行う業務
(1)知識を有する者の派遣、情報の提供、相談その他の援助【景観法第93条第1号】
(2)管理協定に基づく景観重要建造物又は景観重要樹木の管理【景観法第93条第2号】
(3)良好な景観の形成に関する調査研究【景観法第93条第6号】
(4)良好な景観の形成を促進するために必要な業務【景観法第93条第7号】
 
撮影日   2016年3月16日
投稿者   都市計画課


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2016年02月09日

岡崎市歴史まちづくりシンポジウムのお知らせ

2月15日に開催します、岡崎市歴史まちづくりシンポジウムについてお知らせします。




本市固有の歴史文化資産が織り成す「歴史的風致(歴史的な風情や情緒)」を守り、育て、未来へ引き継ぐべく、
岡崎の個性を磨き、魅力を高め市民一人ひとりが岡崎の歴史文化を再認識し、一層の誇りと愛着を持って継承し
ていってもらえるよう、また訪れる人々に感動を与えられるようなまちづくりを総合的かつ一体的に推進し、地域
の活性化、生活環境の向上、観光振興につなげるために必要なことは何かを考えます。

◆ 日時

2016年2月15日(月)
13:00~15:45 [ 13:00 開場]

◆ 会場

岡崎市図書館交流プラザ・りぶらホール

◆ プログラム

第一部:歴史まちづくりの紹介
第二部:基調講演 歴史文化資産を活かしたまちづくり
    ~地域活性化・観光振興につなげていくために~
    講師:デービット・アトキンソン
第三部:鼎談 岡崎市の歴史まちづくりに向けて
    デービット・アトキンソン / 瀬口哲夫 / 内田康弘

◆ 講師紹介

デービット・アトキンソン(小西美術工藝社代表取締役社長)

【略歴】
1965 年イギリス生まれ。1983 年オックスフォード大学日本学専攻。1987 年卒業。
1987 年アンダーセン・コンサルティング、1990 年ソロモンブラザーズ証券会社を経て、
1992 年ゴールドマンサックス証券会社入社。
1998 年Managing director( 取締役)、2006 年Partner( 共同出資者) となるが、2007 年退社。
2009 年㈱小西美術工藝社入社、2010 年代表取締役会長就任、2011 年代表取締役会長兼社長、
2014 年代表取締役社長就任、現在に至る。

◆ 参加申込み

参加ご希望の方は、以下の参加申込項目を郵便・Eメール・ファクシミリのいずれかの
方法で、下記の申込み先までお送りください。
【参加申込項目】
参加者全員の ①郵便番号、②住所、③氏名( ふりがな)、④年齢、⑤性別、⑥電話番号、また
学生の方は ⑦学校名、⑧学年も記入
※申込みに対する参加証等の送付は行いません。当日、会場へお越しください。

◆  問合せ・申込み先

岡崎市都市整備部都市計画課景観推進班
〒444-8601 岡崎市十王町2丁目9番地
TEL:0564-23-6261
FAX:0564-23-6514
E-mail:toshikei@city.okazaki.lg.jp

投稿者   都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 12:16Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2015年11月04日

第2回おかざき景観賞

第2回おかざき景観賞の募集を11月2日より開始しました。

「おかざき景観賞」は、地域の特色を活かした良好な景観形成に貢献していると認められる建築物の所有者等や景観まちづくり活動を行う団体を表彰し、身近な景観まちづくりへの関心を高めることを目的としています。
第2回おかざき景観賞においては、景観整備機構(特定非営利活動法人岡崎まち育てセンター・りた、特定非営利活動法人21世紀を創る会・みかわ、公益社団法人愛知建築士会)と市で「おかざき景観賞実行委員会」を組織してその運営にあたります。

募集部門は建造物部門、広告物部門、景観まちづくり活動部門の3部門で、
募集期間は11月2日から12月18日までとなります。

※第2回おかざき景観賞の詳細はこちら
※第1回おかざき景観賞の結果はこちら

皆様どうぞふるってご応募ください。



また現在岡崎市役所西庁舎1階にて第22回の愛知まちなみ建築賞受賞作品の展示を行っております。
岡崎市では第20回に明大寺町の透明な地形が選ばれています。
展示は11月10日までを予定しています。
どれも素敵な作品ばかりですので、是非見に来てください。




第20回愛知まちなみ建築賞受賞作品 透明な地形


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投稿者   都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 09:00Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2015年07月30日

景観重要建造物としてアイチ味噌溜店舗を指定しました

7月24日に本宿町にあるアイチ味噌溜店舗を地域の景観重要な建造物であるとして景観重要建造物に指定しました。
岡崎市の景観重要建造物は、「岡崎城天守」、「六供配水場配水塔」、「旧石原家住宅」、「旧野村家住宅(米屋)」、「カクキュー八丁味噌」、「まるや八丁味噌」「本光寺」に続いて、8件目の指定となり、本宿地区内の、まちなみ景観の核として、将来にわたり保全されることになります。




7月30日指定交付式にて、アイチ味噌溜店舗所有者である日本レトルトフーズ株式会社の神谷直久氏と内田市長





投稿者   都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 17:17Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2015年07月27日

岡崎百景選定事業のFacebookページ開設

岡崎百景選定事業のFacebookページができました。
今後、百景事業の進捗状況や推薦候補などを随時紹介していく予定です。
ぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/okazakihyakkei

20150727-hyakkei


投稿者   都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 19:05Comments(0)都市計画課からのお知らせ

2015年03月27日

岡崎市の景観まちづくりの取組その10












景観法を活用した景観まちづくりの今後の展望としては、本市は来年、平成27年に家康公顕彰400年、翌28年には市制施行100周年といった節目の年を迎えます。
これを絶好の機会と捉え、本市固有の景観を積極的にまちづくりに活かした「観光産業都市 岡崎」の創造に向けて、「資産の現代価値化」、「岡崎の顔づくり」、「地域愛の醸成」の三つの視点をもった魅力づくりにより、岡崎ブランドを確立し、魅力の創出、維持向上を図り、もって、本市の活力の維持、持続的な発展へつなげたいと考えています。


中でも、岡崎の顔づくりの第一歩となるのが、市域の中心を流れる川の河川空間を活用する「乙川リバーフロント地区整備」です。
景観の観点からは「効果的な照明」、「眺望の確保」、そして「人道橋の建設」という三つの柱をあげることができます。 

一つ目の「照明」ですが、夜真っ暗な河川空間の効果的な照明は、まちの印象が様変わりするなど都市の魅力の向上につながります
ので、一番最初に手がけたいと考えています。

二つ目の「眺望」ですが、市域の中心を流れる乙川と岡崎城天守が創り出す景観は、岡崎固有のものであり、「まちづくり」、「市民生活の向上」、さらには「観光資源」として、極めて大きな価値を持っていると考えています。時代の流れの中で、河川沿いにマンション等の高層建築物が増えてきていますが、これらと河川空間からの眺望との調和をどのように図っていくのかについて、今後検討をしていきたいと思います。

そして三つ目の「人道橋」ですが、これは単に橋を造るというだけでなく、岡崎市の玄関である東岡崎駅から橋を渡って中心市街地へ、そして岡崎城のある岡崎公園へといった回遊導線等を総合的に考えて、それが市街地の活性化にもつながるように整備したいと考えています。


また、本市には古より連綿と受け継がれてきた歴史文化資産というかけがえのない財産が数多くあります。特に、岡崎城は近年の発掘調査により、建設現場で見つかった石垣から、日本で四番目に大きな規模を誇る城であることが判明したほか、国の重要文化財に指定された建造物は名古屋よりも数が多く、京都よりも神社仏閣の数が多いと言われていることも誇りの一つです。

今まではこれらが効果的に活用されてきませんでしたので、これからはしっかりとこうしたものを掘り起こして内外に情報発信していきたいと考えています。

そして、景観まちづくりと歴史まちづくりを両輪で推進することにより、岡崎の個性を磨き、魅力を高め、市民が誇りと愛着を持てる、ふるさと、そして訪れる方々に感動を与えられるような「観光産業都市 岡崎」の実現を目指していきたいと考えています。  


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2015年03月26日

岡崎市の景観まちづくりの取組その9











景観法を活用した景観まちづくりを推進する上で、直面する課題としては3つあります。
1つ目は「変更命令が可能な、実効性ある制度による眺望景観の保全」。大樹寺から岡崎城天守への眺望景観の保全は、現在、景観法に基づく比較的緩やかな手法である届出・勧告制度により規制していますが、いざというときには勧告止まりで強制力が伴わず、将来にわたって眺望を確保することができません。
このため、いざというときに変更命令が可能な実効性の高い規制手法への制度移行が必要であると考えています。


2つ目は「都市再生を推進する中で、求められる景観まちづくりの役割」。都市間競争の現代において、良好な景観形成は「地域活性化」や「観光振興」につながる主要な都市政策のひとつです。特に高度利用が前提の中心市街地での景観形成においては、土地利用の私権制限の性格が強い高さの制限等は、生活や経済活動などに直接的な影響を及ぼすことに留意しつつ、自然・歴史・文化とこれらの暮らしが調和するよう、土地所有者等との対話や調整を図らなければならないと考えています。


そして3つ目は「主体的・持続的な活動を育む関係機関との連携や協働のための体制の構築と、資金調達や人材育成等の支援」。景観まちづくりは行政のみではできません。主体的で持続的な景観まちづくりの推進のためには、これまで以上に市民や専門家との連携や協働のための体制の確立が必要です。特に教育機関や景観整備機構との連携により、あらゆる世代を対象とした景観まちづくり学習を推進し、景観への関心や意識の向上、知識の普及啓発を図り、景観まちづくりの担い手となる人材を育成することも必要であると考えています。  


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2015年03月25日

岡崎市の景観まちづくりの取組その8










具体的な成果としては、景観重要建造物の指定がきっかけとなり、昨年度、地域のまちづくり団体が、住民ら篤志家からの寄附金により資金を調達し、市の補助金制度も活用して景観重要建造物の外観の修景を行った結果、地域の魅力の増進につながっています。


また、景観まちづくり学習は、特に小学校での普及が図られ、意識の向上につながっています。
大樹寺小学校での取組は、平成25年度、都市景観大賞の優秀賞を受賞し


藤川小学校の取組も、平成26年度の優秀賞を受賞しました。
  


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2015年03月24日

岡崎市の景観まちづくりの取組その7









このほか、景観まちづくり学習の推進に向けて、国土交通省の学習モデルプログラムを活用した取組を景観形成重点地区内の2つの小学校に働きかけ、


大樹寺小学校は「校歌に詠まれている歴史的眺望を知る守る」、藤川小学校は「宿場町『藤川宿』の歴史文化資産を
知る伝える」ことを主なテーマに景観まちづくり学習の実践に主体的に取組んでいます。


情報発信の一環としては、岡崎の良い景観を紹介し合う「岡崎いいとこ風景ブログ」を運営し、これまで5年9ヶ月で、約1800件の記事を掲載しています。  


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2015年03月23日

岡崎市の景観まちづくりの取組その6








景観法の制度等の運用状況としては、「景観重要建造物」は公有が2件、民間所有が2件の計4件、


「景観整備機構」は1団体を指定しています。


国土交通省の支援制度も積極的に活用し、歴史的建造物の改修に向けて、まちづくりファンドの手法でその資金を収集する可能性について調査を行いました。  


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2015年03月19日

岡崎市の景観まちづくりの取組その5







将来の景観像は、山並みを背景に、岡崎城天守が中央にそびえ立ち、これらと現代の市街地が一体となって調和する姿を目指し、「一幅(いっぷく)の絵のように美しく、都市の風格を感じさせる岡崎城の歴史的眺望」としています。


景観形成の方針は、規制により「将来にわたる眺望の確保」を、誘導により「一体的な調和による景観の魅力の向上」を図ることとしています。
 

建築等行為の制限は、「建物等の各部分の高さは基準面の標高値を超えないとする」基準により、いざというときは勧告止まりですが景観法に基づき規制しています。  


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2015年03月18日

岡崎市の景観まちづくりの取組その4






具体的な取組として「歴史的眺望の保全」をご紹介します。この眺望景観は、今から373年前の1641年に、徳川三代将軍・家光公が、「祖父・家康公の生誕の地を望めるように」との想いにより、徳川家の菩提寺である大樹寺の本堂から、三門、総門を通してその真ん中に岡崎城天守を望むように、伽藍(がらん)を配置し造営したことに由来します。

城への眺望の妨げとなる建造物の高さを制限するなど法令等による措置がない中、この眺望は、法的根拠の弱い行政指導や、眺望空間の下にお住まいの方々の理解と協力によって、これまで守られてきましたが、平成24年7月からは、景観法に基づく高さ規制により、法的措置を講じています。


画面は合成写真でありますが、将来、眺望を阻害する建造物の出現により、様々な景観の悪化が予測されます。
これまでの行政指導では、いざというときの強制力に限界があり、保全に向けて景観法を活用するなど法律の後ろ盾をもって規制することが求められていました。


測量調査により、保全する眺望空間の領域、眺望点と岡崎城天守を結ぶ中心線上の地盤の位置や標高を明らかにし、眺望の妨げとならない建築可能な高さを判断する基準面を設定し規制しています。


規制の一方で、眺望空間を夜間にサーチライトの光で表現し、「おおよその位置や高さを体感する」、「光のラインの意味を知る」、そして「夜景を楽しんでもらう」ことで、保全意識の向上を図る啓発事業も行いました。  


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2015年03月17日

岡崎市の景観まちづくりの取組その3





景観まちづくりの理念には、「自然・歴史・くらしをつなぎ、誇りと愛着を育む景観まちづくりによる、美しく風格ある岡崎の創生」を掲げています。


「自然・歴史・くらしをつなぎ」は、空間や時間の積み重ね、「誇りと愛着を育む」は、ヒト・モノ・コトとの交流の積み重ね、「景観まちづくり」は、まさに「地域づくり・人づくり」であると考えています。
 

景観法の諸制度を広く活用するため、「景観計画区域」は市全域とし、その内、これまでの取組を踏まえ、三地区を重点的に景観形成を図る「景観形成重点地区」に指定しています。
 

言うまでもなく、景観まちづくりは、市民や事業者の主体的な取組が大きな推進力となります。本市の景観まちづくりは、「まもる・いかす・つくる・なおす・はぐくむ」の五つの主体的な取組を段階的につなげあい、広げることで、景観の魅力や価値、そして取組をも磨き上げ高めていく、ステップアップを景観施策の展開の基本的な考えとしています。  


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