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2018年04月17日

吹矢橋公園の細かな仕掛けに驚いた

東岡崎駅に向かう道すがら、3月にリニューアルオープンしたばかりの吹矢橋公園の近くを通りかかる機会があったので、やっと工事が終わったのねと、新しい公園に近寄ってみました。

実は私、結構好きだったんですよ。工事前の吹矢橋公園。
堤防道路のツギハギだらけの傷んだ舗装と曖昧に繋がった、原っぱみたいな広場の雰囲気。桜の並木や公園の端に佇む古い遊具、朝はグラウンドゴルファーで大いに賑わい、夕には高校生が青春してる。長年地元に愛されてきた公園の風情があったんです。

で、どんな風に出来上がったのかなーと期待して近寄ってみると、、、

そこに現れたのは全くの別人!キミ誰?と口が開いちゃうくらい。

いままでの鄙びた落ち着きと親しみのある(悪く言えばイモクサイ)姿を脱ぎ捨てた公園が、急に垢抜けた都会顔で、どうぞおいでと私を誘ってる。


新しいから当たり前なのかもしれないけど、まずもってとってもキレイ。
さらに、これまで程よいと思っていた樹木が整理され、川に向かってすごく開放的で明るい雰囲気になっています。うん、とっても入りやすくてすごく好印象。

それでいて、これまであった桜並木なんかの立派な木々は元の土壌と一緒にしっかり残されていて、ちゃんと面影が残ってる。


ずいぶんと表面の土を削ったことが分かるけど、違和感は全く無いですね。


トイレはえらい都会的で立派でカッコいいのができてました。
幼少の頃からお腹が弱く、新しい街に赴くたびに安心できるトイレを探してきた私。このスタイリッシュで清潔、明るいながら重厚感のあるトイレにはそこはかとない安心感を覚えます。


写真を撮り損ねましたが、なんかカッコいい最近の遊具も設置されてます。

誰にとっても開放的になった公園の変わり様に満足感を覚えながら、ぐるりと縁を一周歩いてスタート地点に差しかかろうという時、新たな衝撃が走りました。

なんでここだけ舗装の色が違うの?
と横に顔を向けてビックリ。


写真で分からなかった人には、是非この仕掛けを現地で見ていただきたいです。

あと、ベンチがたくさん設置されていて、より身近に乙川を感じられました。


新しく設置された歩行者用の周辺図

まもなく乙川沿いはツツジが見頃を迎えそうです。



投稿人:nalu  

Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 03:15Comments(0)眺望の風景都市の風景デザイン