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2013年02月02日

徳川家康エピソード編ー家康、家臣を憐れむ

家康学習資料集〜岡崎の心を学ぶ〜
岡崎市立大樹寺小学校教材開発部「家康・地域を生かした教材開発」のために より抜粋(一部加筆)


家康が岡崎に帰国した頃です。一日鷹狩りをしていると、折りしも早苗をとる頃で、御家人の近藤が農民に混ざって早苗を本田に挿しているのに出くわしました。近藤は家康が現れるのを見ると、わざと泥で顔を汚して家康に見つからないようにしたのですが、早速見つかってしまいました。家康が「あれは近藤ではないか、ここへ呼べ」と言ったので、近藤もやむを得ず顔を洗い、田の畔に立てかけておいた刀を差し、帷子の破れたものを身につけて縄をたすきにかけ、恐る恐る家康の前に出ました。その様は目も当てられない程でありました。家康は「我が所領が乏しいので、お前たちを思うように養い育てることができない。おまえたちは少しの給料で武備を見苦しくないよう整えることも難しいので、このように耕作しなければならない。さぞ不便なことであろう。何時も時勢に従うのが世の常であるから、今は身分の高い低いも関係なく、わびしく卑しいことであっても勤めて生きていくことこそが肝要である。『憂患に生まれて安楽に死す』という古い言葉もあるように、末永くこの気持ちを忘れるでない、少しも恥じることはない」と言って涙ぐんだので、近藤はもちろんのこと、供奉の者たちもみな涙を流し、家康の心の尊さに感動しました。

投稿者  大樹寺小学校・都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)歴史の風景
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