2009年07月30日
景観を読み解く016
普段、何気なく歩道を歩いていると、舗装の材料だとか…その模様だとか…あまり気にならないかもしれません。ですが、道路の歩道を高いところから、鳥の目で見てみますと…いろいろな舗装の模様があることに気づきます。民地の敷地の舗装模様もあいまって、いろいろな模様で「まち」は描かれていることがわかります。これは、おのおのが異なる所有者であるためで、歩道については県道か市道か、または整備年度が異なるなどの理由でしょう。近年の景観整備は、素材のグレードアップではなく、地域環境にうまく溶け込むような周辺調和を重視したデザインが主流です。たとえば、異なる管理者の歩道の境界部分では、そもそも舗装デザインを同一にするか、異なる場合でも徐々にグラデーションをかけてなじませたりするなどの工夫で質の高い都市景観が形成されます。
撮 影 日 平成21年7月
撮影 場所 明大寺本町/地図
投 稿 者 都市計画課
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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