2009年09月17日
都市景観環境賞⑮
都市景観環境賞は、まちなみの景観環境づくりに貢献する建築物や快適な生活環境づくりに大きな役割を果たす地域活動を顕彰することを目的に1988年より実施してきました。これまで受賞されたものを随時、掲載していきます。
【新くらし文化館】
交通量の煩わしい通りは、歩行者にとって、最大の注意を払わなければならないことは、いうまでもありません。当然、交通事故にあわないようにとの十分な注意は、とかく周囲の景観を観賞することすらできないことは残念です。この建物は、ファサード(前面)にハーフミラーガラスを貼り付け、これが半円形を伴っています。一方、セットバックした敷地内配置は、歩道を歩む人々に、ゆとりと語らいの場を提供してくれます。遠くからの眺めは、ミラーガラスに紺碧の大空に真白の飛ぶ雲を映し出してくれ、また、道行く人の姿を映しています。いうならば、まちに広がりを与えてくれるのです。このミラーガラスの階層の接点に黒く細い帯をまわしているのも、すっきりと清らかで清潔感をもたらしています。街道筋の景観にひときわ鮮やかさを与えました。
第2回(1990年)建築物部門受賞
※コメントは表彰作品集にある当時の評価文です。
※現在の事実と異なる場合がありますのでご了承ください。
撮 影 日 平成2年
撮影 場所 広幡町
投 稿 者 都市計画課
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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