2009年12月06日
土地の記憶
景観は日々変わるもの。
ここは岡崎城の西隣の板屋町。おそらく昔は東海道を中心に町家建築が建っていただろうその地も今は駐車場として利用されています。
ではまったく面影がないのか・・・
よく見てください。
敷地の幅よりも奥行きが長く見えませんか?(手前が道路)
そうです。いわゆる「うなぎの寝床」といわれる敷地割のかたちです。
そういう眼でみると、駐車場のマス割もとても工夫しているのがわかりますよね。
時代が経ち、建築物はなくなっても、土地の形状(土地の権利関係)はあまり変わらないものです。
空地でも見方を変えれば、周りに町家建築が多い「板屋町」では、むかしむかし、町家が軒をそろえた町並みが続いていた風景に想いを馳せることができます。
撮 影 日 平成21年11月
撮 影 場 所 板屋町
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(1)
│都市の風景
この記事へのコメント
この地域で千本格子ある家を見て歴史を感じたことがありますが、空き地からも町家の町並みを想像できるんですね。
Posted by シモン at 2009年12月06日 11:39