2010年02月25日
岡崎城鬼門守護の甲山寺
「鬼門」とは、北東の方位のことで、陰陽道において、鬼が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角とされています。岡崎城鬼門守護の甲山寺は、大同3年(808)伝教大師最澄上人が安城の地に創建。享禄3年(1530)松平清康公(徳川家康公の祖父)岡崎城に入城の折、日本武尊の由緒もあり、岡崎城の鬼門にもあたるこの地に鬼門守護として、安城の薬師堂並びに六坊を移転建立したものが甲山寺である。以来甲山寺は徳川幕府及び代々の岡崎城主の祈願寺として尊崇される。天文13年(1544)に松平広忠が和田村法性寺の六坊を移転、護摩堂を建て総本堂とし一山十二坊の寺院となった。慶長8年(1603)徳川家康公が本堂を再建、朱印地250石を寄進した。現本堂は元禄15年(1702)〜16年に五代将軍綱吉の命により再建されたものである。
岡崎城の鬼門を守護する「甲山寺」。
なにげない、くらしのなかに息づくお寺の景観ですが、「すべての景色には意味がある。」ように、岡崎市の守護神ともいえる要の地であります。
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撮 影 日 平成22年2月
撮 影 場 所 六供町/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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