2010年03月20日
作法触れ-岡崎宿伝馬歴史プロムナード
「岡崎城下二十七曲り」と呼ばれた岡崎の東海道(岡崎宿)、その一部に「岡崎宿伝馬歴史プロムナード」と呼ばれる区間があります。岡崎は戦災にあい、残念ながら町並みとしての宿場の雰囲気はありませんが、東海道の歴史を伝える石製品達が、その土地の持つ歴史と未来をつないでいます。
【現地案内文】
勅使、朝鮮通信使、大名行列等がやってくると宿場全体に、町奉行から出迎えのための通達が出た。「作法触れ」とは街道や宿場内での諸注意で、道路に盛り砂を行うこと、手桶・箒を出しておくこと、決められた場所に提灯を出すこと、ほら貝、鐘、太鼓、拍子木など鳴らさないこと、街道では通行の前日から田畑などで下肥を施したり、ごみ焼をしないこと、通行に際し土下座をすることなどが細かい点まで指示された。また、応接接待の作法についての「御馳走触れ」も出され、出迎え支度はたいへんなものであった。
江戸時代、VIPが岡崎を通過するたびに、宿場に緊張感が走った風景が目に浮かびますが、現代でも、来訪者らに対して、いわゆる「おもてなし」や「ホスピタリティ」が大切です。岡崎を訪れる人たちが「岡崎は美しく風格あるまちだな」、「岡崎は水と緑・歴史と文化のまちだな」と感じてもらえると、何やら誇らしげな気持ちになります。
撮 影 日 平成22年3月
撮 影 場 所 伝馬通2丁目/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
│くらしの風景