2010年06月11日
塩座-岡崎宿伝馬歴史プロムナード

「岡崎城下二十七曲り」と呼ばれた岡崎の東海道(岡崎宿)、その一部に「岡崎宿伝馬歴史プロムナード」と呼ばれる区間があります。岡崎は戦災にあい、残念ながら町並みとしての宿場の雰囲気はありませんが、東海道の歴史を伝える石製品達が、その土地の持つ歴史と未来をつないでいます。
【現地案内文】
塩座というのは塩を専売する権利のことで、岡崎では伝馬町と田町が権利を有し、伝馬町では国分家などが商いをしていた。矢作川を上る塩船は岡崎で差し止めて上流への通行は禁止、塩荷物は宿場を通させないなど塩の管理は厳しいものであったが、実際には抜け荷もあり、しばしばトラブルもあった。上がってきた塩は審査の後、馬に乗せかえられ、足助街道を北上する塩の道へも運ばれた。他に茶座、魚座、煙草株などがあるが、商いをするものは座銭を収め、座銭は町の開発や宿の助成などに使われた。
撮 影 日 平成22年3月
撮 影 場 所 伝馬通2丁目/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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