2011年02月02日
歴史を重ね、伝える地域資産
景観は、まちの姿そのものであり、時代とともに人々の営みの作法も変わることから、景観もまた変化するものです。それでも社寺などの歴史的な空間は、その変化が比較的小さく、これまでの歴史と未来をつなぐ場、往時の景観に想いを馳せる場です。
岡崎天満宮の御神馬の案内文に、「御神馬 戦争ニテ供出品トナリ茲ニ新ニ再建スル」とあり、戦時中に鉄需要のため、供出されたことがわかります。一度は失ったものを再生した人々の関わりを感じることができます。
そして、どういう経緯で人々によって造られ、何時からここに鎮座しておられるのかと思う程、建物の風化が良い意味で、周りの自然と調和し、歴史を伝えるお堂。
そして、玉石風のデザインをあしらった現代風の手水鉢。
いつの時代にも、そのときそのときに人々の関わりがあって、景観は形づくられています。
目の前の景色のほとんどに、意味があるのだと考えさせられます。
撮 影 日 平成23年1月
撮 影 場 所 中町/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
│景観学習