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2012年05月23日

甲山焼窯跡

<都市計画課からのお知らせ>
「景観審議会委員を募集しています!」
内容 会議に出席し、意見を述べる。任期2年。報酬有。
対象 市内に1年以上住んでいる20歳以上のかた(他の審議会委員との重複は2つまで)
定員 2人程度
申込 履歴書と小論文「岡崎あ市の景観の課題とこれからのあり方(400~800字)」
都市計画課(西庁舎1階)へ提出(郵送可。〒444-8601)6月1日(金)必着

甲山の辺りは、縄文遺跡や古墳群、岡崎城の鬼門を守る甲山寺と甲山八幡宮、甲山焼窯跡など見所が多くあります。
今回はその中から甲山焼窯跡について紹介したいと思います。
甲山焼窯跡
市民会館のすぐ北側に甲山焼窯跡の碑が建っており、甲山焼について以下のとおり書かれています。

「甲山焼は明治6年、岡崎に新しい産業をと願う一部の市民の熱意が生んだ陶磁器である。京都より焼きものの名人永楽和全(パリ万博への出品や九谷焼の改良等で活躍)を師として招き、製陶が開始された。岡崎で3年を過ごした和全が全てを弟子に託し帰京したのちも、弟子達による製陶が続けられ、多くの作品が世に出るが、岡崎周辺に良質な陶土が無かった事や種々の事情で明治35年、遂に廃窯に至る。しかしその後も甲山焼はこれを愛する人々の手で守られ、又、甲山焼を下敷きとする新しい作品も生まれて来ているのである。」
甲山焼窯跡
現在窯はありませんが、手前に見える四角い枠のところにかつてあったようです。

わずか数十年という短い間でしたが、明治維新時の殖産興業の中誕生した甲山焼は一筋の光跡を残したといえるでしょう。

撮影日  平成24年5月1日
撮影場所 六供町
投稿者  SUZUKI

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)産業の風景
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