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2012年09月28日

景観まちづくり学習講座その2

9月20日の記事で「景観とは?岡崎市の景観の条例(まちづくり条例)とは?ビスタラインとは?」といったことについて大樹寺小学校にて授業をさせていただいたことを紹介しました。
今回は、その続きで、小学生たちが実際にビスタライン上を歩き、ライン上住民にインタビューをし、ビスタラインを守っていくにはどうしたらいいんだろうか、ということについて意見を出し、考えるという授業でした。

…と、その前にここ大樹寺小学校では、ここならではの一風変わった取り組みを行っているようです。
それはいうと「自立の日」!
大樹寺小のHPには「家康が、永禄3年5月23日に、自立の道を歩むようになった史実にちなみ、毎月23日を「自立の日」とした。この家康の「自立の精神」を学校教育活動全般の柱として、具体的に行動する場を設けることによって、学習のよさを実感させながら目指す子ども像(まなぶ子・がまんする子・やさしい子)の実現を図る。」と載っています。
具体的には、
・家康公の遺訓の暗唱(暗記しているため何も見ずにスラスラ唱えます)
・自分の行動について自立振り返りカード(まなぶ子、がまんする子、やさしい子の三つの指標に5段階で自己評価)を記入し、校内放送で発表
を行っているようです。
景観まちづくり学習講座その2
景観まちづくり学習講座その2

肝心の授業の方はというと、とても活発な意見交換がなされました。
景観まちづくり学習講座その2
景観まちづくり学習講座その2
実際に住んでいる人たちにインタビューをすることで、多くの気づきがあったことと思います。
「今まである景観なので今後も守りたい」
「必ずしもすべての人が賛成しているわけではない」
「条例があればすぐに、絶対にがよい景観となるわけではない」
「地域住民の思いが大事」
「よい景観をつくっていくには長い時間がかかる」
などなど。
最後は
「ビスタラインのことをあまり知らない若い人たちに自分たちが伝えていきたい」
と力強く締めくくりました。
こちらが補足する必要がないくらい、一生懸命調べ、自分の考えを述べている姿に関心しました。
こういう経験を積んでいき身の周りの景観への意識を高めること、景観まちづくりをしていく上で最も大事なことではないかと思います。


撮影日  平成24年9月
撮影場所 鴨田町(大樹寺小学校)
投稿者 都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)景観学習
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