2016年03月23日
乙川の殿橋下流の夜の景色が変わります。

これまで夜の乙川は、暗い河川空間となっていましたが、乙川リバーフロント地区整備事業により、乙川プロムナードの照明、乙川右岸の殿橋下流の河川敷の太陽光発電による遊歩道の照明、さらに乙川を彩る殿橋のライトアップ施設が整備され、光の濃淡がある魅力的な河川空間となります。また、この時期、桜まつりのぼんぼりや桜の木の照明もあり、さらに魅力的となります。
殿橋は、乙川に架かる橋として、昭和2年7月から供用を開始し、現在もほぼそのままの形を残し、公益社団法人土木学会から近代土木遺産として確認されています。その多柱式橋脚の織り成す美しさをフルカラーのLED照明設備の設置により、さまざまな表情に演出をし、上質な水辺の夜間景観形成や岡崎の更なる魅力の向上を図り、風格ある岡崎に欠かせない新たな景観の創出に寄与します。
今後、乙川で行うイベントでは様々な演出照明を行う予定です。
1 殿橋のライトアップの点灯式の開催
・日時平成28年3月25日金曜日18時30分から(少雨は開催します。)
・場所県道岡崎幸田線殿橋右岸下流(康生町)
・内容 開会のあいさつ
市長あいさつ
点灯
スペシャルライトアップ(ライトアップのパターンの解説)
閉会のあいさつ
2 今後の照明の状況について
・殿橋のライトアップ
日没から22時まで(毎日)
(25日、桜まつり期間中は乙川の四季をイメージしたライトアップを行います。)
・乙川プロムナード
日没から22時まで(毎日)
(足元を照らすライトは22時で消灯。照明柱は、朝まで点灯しています。)
・乙川河川敷の照明
日没後自動点灯・日出後自動消灯(充電が不十分な場合は夜間でも消灯)
・桜まつりの照明
18時から22時まで(4月15日まで点灯予定)
3 その他
明代橋のライトアップ開始は、平成28年4月末以降を予定しています。
イベント以外では、殿橋のライトアップは暖色の照明のみとなります。
LED照明設備の設置により、一般的な水銀灯などの照明設備より、消費電力が約四分の一に削減されます。
<各照明関連の工事請負費>
・殿橋ライトアップ: 6490万8000円
桁側面フルカラーLED 30W 66基
橋脚下フルカラーLED 50W 44基
親柱ローソク色LED 4基
・乙川プロムナード:1億8940万3920円(道路整備工事費等含む)
ポール型照明7基
ベンチ型照明15基
・乙川河川敷:1億4583万1000円(遊歩道工事費等含む)
埋め込み式LED 540基
ボラード式LED 101基
・桜まつり照明:1585万2320円(乙川・伊賀川の照明配線・保守点検業務費)
白熱電球100W 921灯
60W 549灯(ぼんぼり用)
投光器200W 8基
1000W 19基


Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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