2009年02月07日
滝山寺
大樹寺からほぼ東へ約3キロに位置する滝山寺は、天武天皇(飛鳥時代)の勅願により薬師如来をまつり吉祥寺と名乗ったのが始まり。本堂は、寺伝によると室町時代前期1222年に建立、1254年に修復された県下最古の建造物で国の重要文化財に指定されています。屋根は桧皮(ひわだ)ぶきの寄棟(よせむね)造り、和様・唐様(からよう)・天竺様(てんじくよう)を取り入れた折衷様式は鎌倉時代の代表的な様式を示しています。岡崎といえば徳川家康ですが、滝山寺は源頼朝、足利尊氏の庇護を受け、1644年には徳川幕府三代将軍家光が境内に滝山東照宮を創建しました。東照宮は、日本三東照宮の一つで国の重要文化財に指定されています。日光や久能山の東照宮と比べてみるのも楽しみのひとつです。
本日夜、「滝山寺鬼まつり」が開催されます。この鬼祭りは、鎌倉時代を起源とする永い歴史と伝統を持つ勇壮な祭りで、県の無形文化財に指定されています。木造の境内に飛び散る火の粉の迫力!写真で見るより、その場に身をおいて実際に体験してみましょう!
撮 影 日 不明
撮影 場所 滝山寺(滝町)/地図
投 稿 者 都市計画課
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(2)
│歴史の風景
この記事へのコメント
そろそろ岡崎の汗を感じる風景がほしいですね。鬼まつりの鬼なんかいいと思います。鬼の役に命をかけている人がいるのと違いますか。そんな人を見たいと思っています。
Posted by SHU at 2009年02月08日 22:20
人々の営みがあってこそ、岡崎らしい景観や風景があります。お祭りは日常生活とは違うハレの場。だからこそ、先人の営みから受け継いできた、「岡崎らしさ」が伝わります。「岡崎の汗を感じる風景」、誇りや愛着の風景でもありますね。写真の投稿、お待ちしております!
Posted by 都市計画課 at 2009年02月09日 09:53