2009年07月17日
景観を読み解く012
滝山寺の仁王門そばの「仁王橋」。現在右にある橋のすぐ横の茂みのなかに先代の親柱を見つけることができます。
昔はこちらが街道筋であったことが理解できます。地図で確認すると橋の前後の取り付きが先代の親柱の位置とつながるのを確認できます。現在、矢作橋も同様に架け替えに当たって、現在より南方へ新橋が移ります。これは、現道の交通を維持しながら新橋を建設するためにその都度、橋の位置が上流へ…下流へ…と移るのです。
ふだんの何気ない景色も意味があって今の景色が成立しています。
茂みに隠れた親柱が伝える景色をイメージし、現在と比較することで今、目の前の景色が今までとは違って見えてくるでしょう。
撮 影 日 平成21年6月
撮影 場所 滝町/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
│景観学習