2010年01月24日
藤川宿の米屋保全活用への勉強会
「藤川宿」。
本陣近くに伝統様式を今に伝える町家が数軒あります。
なかでも「銭屋」や「米屋」は宿場町らしい風格を漂わせています。
そのうち、「米屋(野村家住宅)」では、昨年夏より江戸後期建築の建物を保全し活用の方策を探る、地元まちづくり団体「藤川まちづくり協議会」と所有者の方による勉強会等が行われています。
昨日は、愛知産業大学大学院の延藤安弘教授を講師に「幻燈会」と称してスライドによる事例紹介等が行われました。
高齢者や地域のいろいろな世代の寄り合いや憩いの場としての、「まちの縁側」になりうる可能性が、この米屋の建物、つまり地域のタカラであるこの建物は、藤川の人たちにとって「縁側」であり、まち育て、ひと育ての場であると。
住んでいる人らがイキイキと、そしてそれらを遠くの人らがナンヤナンヤと訪れる。
そんな活気ある優しい、コミュニティが育くまれるヒントをたくさんもらえたような会でした。
「もっと多くの人に、この話を聞かせてあげ、想いをわかちあいたい」
参加者の方の感想です。
この「縁」を大切につなぎ、米屋の保全活用へ一歩ずつ前へ。
撮 影 日 平成22年1月
撮 影 場 所 藤川町/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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