2010年03月16日
秋葉神社の由来(常夜燈)
【現地案内板説明文】
本社は1822年文政5年壬年に創立せらる 1832年(天保2年壬辰)8月甘日昼午の刻岡崎城内対面所(元警察署跡附近)より出火風烈しかりし、未曾有の大火となり諸方面に延焼し、中心街三百余戸が類焼せしと岡崎歳時誌に記してある。その後1844年(弘化元年申辰11月)に修復す。元来、秋葉神社は防火の神であり常夜燈と火事とは深いつながりがあり、住民消化組織も確保されていず消化技術も未熟であった日本人に生活のなかで庶民生活の安寧を願う心を崇めると云う素朴な信仰心と結びついたものであり、常夜燈に火を点じて町の辻々明るくし、その附近住民の安全を請い願った生活の知恵と言えよう。昭和20年7月19日夜半大東亜岡崎空襲に依り破損し同24年復興土地法に依り移転、同53年2月岡崎市本町康生西第2市街地再開発事業発程に際し現在地にその姿の原型のまま縮小し鎮守目奉る。毎年11月20日を例祭日と定め附近住民一同参拝し防火防災の為祈願し奉る。
通称「買物広場」と呼ばれる一角に、今もひっそりと大黒さまと鎮座しています。「原型のまま縮小し」とあるように規模は小さいように感じます。1822年の創立から現在の2010年までのおよそ190年、「歴史を未来につなぐ」景観のひとつです。
撮 影 日 平成22年3月
撮 影 場 所 康生通西/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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