2010年07月01日
大平一里塚
ここから東の藤川の一里塚跡まで約4キロメートル(約1里)。むかしは徒歩で小一時間の距離の目安として用いられていました。視覚的には、木が植えられているだけの景観ですが、時間や距離の概念も含めた歴史的景観なのです。
【国指定史跡】
慶長9年(1604)2月、五街道の制度が定められ、江戸(東京)日本橋を起点として、一里ごとに一里塚を築いて榎を植えた。
この一里塚もこの時つくられ、当時は道路の両側に榎を植え塚は五間四方(約82平方メートル)あったという。昭和3年3月道路改修のとき、東北にあった一方の一里塚を破壊し、代りの榎を植えて現在のようにした。
現在の塚は高さ2メートル底辺は縦横ともに約7.2メートル上に目通し約3メートルの塚がある。
東海道岡崎と藤川両宿の間にあって、これは南側の塚である。塚の規模は、高さ2.4メートル、底部の縦7.3メートル、横8.5メートルの菱形である。塚の中央の榎は巨木となっていたが昭和28年(1953)の台風で倒れ、現在に若榎が植えられている。
【現地教育委員会案内板】
撮 影 日 平成22年6月
撮 影 場 所 大平町/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
│歴史の風景