滝山寺鬼まつり2012

岡崎市まちづくりデザイン課

2012年02月23日 08:30

滝山寺の鬼まつりは愛知県指定無形民俗文化財の第1号で、長い歴史のある伝統行事です。岡崎市観光きらり百選No.76としても登録されてます。本ブログでは昨年シモンさんが紹介されてます。

今年は2月11日に行われ、集まった参拝客を魅了しまし た。2012年鬼まつりの風景を2、3紹介します。


最初の写真は、本堂と境内です。撮影の時刻は午後5時半頃で、一連の鬼まつりの行事は始まってますが、その最後を飾る火まつりは約2時間後となります。本堂は建長6年(1254)に修復された県下最古の建造物で国の重要文化財に指定されてます。屋根は檜皮葺(ひわだぶき)で、数年前に葺き替えたそうです。重厚で姿形の良い本堂です。



外部の照明を消し、真っ暗闇の中、火まつりは午後7時45分頃から始まりました。運慶作と言われる鬼の面(祖父面、祖母面、孫面の3つ、まつりで使用する面はレプリカとのこと)を付けた厄年の3人(孫面は小学生)が、大きな松明を振り回す若い衆と共に、本堂の内部や回廊を走り廻ります。赤色の衣を着て餅を抱えているのが鬼で、孫面の鬼は若衆に持ち上げられてます。半鐘が打ち鳴らされる中、白煙をあげて大きな炎が乱舞する様は壮観でした。

鬼まつりが終ると暖かくなると言われてます。今年も少しずつ春の訪れを感じます。

撮影日  平成24年2月11日
撮影場所 滝山寺@滝町/地図
投稿者  岡崎エクスプローラー

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