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2018年08月21日

中学生の歴まち巡り

8月6日から9日まで新香山中学校2年生の3名が
岡崎市役所まちづくりデザイン課へ職場体験に来ました。
3人とも真っ黒に日焼けして元気一杯です。

今回は、まちづくりデザイン課に配属されて1年目の小職が
大役を任されて岡崎市の歴史まちづくりについて案内をしました。

はじめに行ったのは岡崎城
天守から下を望むと石垣が見えます。

ちらっとですが、青海堀石垣が見えます。
帰りに、特徴的な曲線美を見て、人力で積上げたことに、昔の人の凄さを実感しましたね。

そして、天守に上がったからには市街地の眺望
眺望と聞いてピンとくるのは?ビスタラインということで、大樹寺を探してみました。

肉眼では概ねの位置が分かるくらい・・・
ここで秘密兵器を使いました。
じゃん!!

大樹寺の総門が見えた!!距離はここから約3kmもあるのに見えるんだね、という会話をしつつ、
建物の高さ規制があることを学びましたね。
ちなみに秘密兵器というのは・・・

大樹寺専用望遠鏡、通称「ビスタスコープ」です!
大樹寺探しに困った際は、ぜひ使ってみてください。

帰りの4~2階では、城下町の成立ちパネルが並んでいます。

ここでは、1枚1枚のパネルを読み込んでいましたね。
地形特性を生かしてできた城下町、東海道二十七曲りや歴史的遺構があった城下町など、
自分たちが住んでいるまちの歴史について知ることができました。
8月末まで展示しているので、ぜひ見に来てくださいね。

最後は、城下町の成立ちパネルにも登場したこちらです。

どこかわかりますか??
そうです、岡崎城総構えの東の出入口、籠田町に設けられていた籠田総門があった場所です。
え?こんな所にあったの?という感じで今と昔の違いに驚いていましたね。
また、歩道の舗装の色が違うことにお気づきですか?
ここは、東海道二十七曲りです。
歩道に埋め込まれているこんなものも見つけました。

舗装の色を変えることや路面標示をすることで歴史的な風情を感じ、安全・快適に巡ることができます。
今は部分的だけど、全線が整備されると迷わず、地図も持たずに歩けるからいいなの言葉からプレッシャーを
感じつつ、今後の励みになります!

これから街を歩くときは、岡崎の歴史や城下の成立ちを思い出してみると
まちの見え方も変わってきますよ!!


  

Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 14:13Comments(0)歴史の風景景観学習