2009年09月15日
都市景観環境賞⑬

都市景観環境賞は、まちなみの景観環境づくりに貢献する建築物や快適な生活環境づくりに大きな役割を果たす地域活動を顕彰することを目的に1988年より実施してきました。これまで受賞されたものを随時、掲載していきます。
【重の家】
この建物のあるところは、まだ畑があちこちに見ることができる、のどかな風景を残すところです。その横にそれほど広くないアスファルト舗装の道が通り、この両側には建てられて間もない建物が、チラホラと見られます。鉄筋コンクリート造りの中層建てのビル、木造2階建ての店舗、また住宅と様々な建物が混在しています。
現地へお邪魔したとき、この建物はすぐに見出すことができました。屋根は銀いぶしの日本瓦葺き、切妻造り、外壁はベージュの火気掻落し真壁づくり、何か池に浮かぶ白鳥のような優雅さを呈す和風-現代数奇屋風-なのです。この環境に調和しています。この地域の風情によくあっています。この地域のまちなみの景観形成のための先導的役割を果たしてくれることを期待します。
第2回(1990年)建築物部門受賞
※コメントは表彰作品集にある当時の評価文です。
※現在の事実と異なる場合がありますのでご了承ください。
撮 影 日 平成2年
撮影 場所 井田新町
投 稿 者 都市計画課


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Posted by 岡崎市まちづくり推進課 at 08:30│Comments(0)
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