2009年09月30日
東海道藤川宿高札場跡
藤川宿の高札場跡
「高札」とは、立て札ともいい、法度(はっと)、掟書(おきてがき)、犯罪人の罪状などを記し、交通の多い市場、辻などに掲げられた板札をいう。その目的は一般の人たちに法令を徹底させるためのものであった。
藤川宿の高札場はここの場所にあり、記録によると
「一、高札場 高(たかさ) 壱丈(いちじょう) 長さ 弐間半(にけんはん) 横 壱間 」
とあり、規模の大きい、広い場所であった。
ちなみに、当時掲示されていた高札は、八枚あったようで、大きいものは横23センチ、縦53センチもあり、もし当時あったものを八枚並べるとすれば、正面に横二面ずつ、四段に掲げて常時掲揚していたのであろうか。
現在保存されている高札は六枚あり、いずれも岡崎市文化財に指定され、内、三枚は資料館に掲示してある。
【藤川宿まちづくり研究会】
現代の官報掲示板にあたるものです。
ここで何人もの人々が高札を見て世間話等をしたことでしょうね。
二川宿では高札場が復元されています。
撮 影 日 平成21年9月20日
撮影 場所 市場町/地図
投 稿 者 キノシタ
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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(0)
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