2011年09月22日
文学に見る風景③「時刻表2万キロ」
今回は、宮脇俊三の「時刻表2万キロ」 (角川文庫、1984年11月初版発行)です。国鉄(当時)全線完乗を目指す著者は、開通後間もない岡多線(現在の愛知環状鉄道線)に乗車すべく岡崎を訪れました。
同書の116頁に、「岡崎の駅は市街の中心部から四キロほど南にあるので、岡多線の電車は、しばらく走ってから岡崎城跡の繁みや復元天守閣を右に見る。矢作川を渡ると北野桝塚で、左手に広大な自動車の輸送基地があり、乗用車を八台ずつ積んだ二段式の貨車が延々と連なり並んでいる。(中略)最近の新線は道路とは立体交差で建設されるから、平野部では高架になる。乗っていると新幹線が徐行しているような錯覚をおぼえる」、とあります。

鉄道線の高架から遠くに臨む岡崎城は、目線がほぼ水平になり、また違った味わいがあります。写真は愛環鉄道・中岡崎駅ホームから撮影したものです。

ちょっと大げさな新幹線の比喩を知ってか知らずか、列車はゆっくりと街中を行き来します。写真は、大門駅を出て矢作川鉄橋に向かう列車の風景です。
撮影日 平成23年9月12日、15日
撮影場所 愛環鉄道・中岡崎駅および矢作川鉄橋付近
投稿者 岡崎エクスプローラー
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同書の116頁に、「岡崎の駅は市街の中心部から四キロほど南にあるので、岡多線の電車は、しばらく走ってから岡崎城跡の繁みや復元天守閣を右に見る。矢作川を渡ると北野桝塚で、左手に広大な自動車の輸送基地があり、乗用車を八台ずつ積んだ二段式の貨車が延々と連なり並んでいる。(中略)最近の新線は道路とは立体交差で建設されるから、平野部では高架になる。乗っていると新幹線が徐行しているような錯覚をおぼえる」、とあります。

鉄道線の高架から遠くに臨む岡崎城は、目線がほぼ水平になり、また違った味わいがあります。写真は愛環鉄道・中岡崎駅ホームから撮影したものです。

ちょっと大げさな新幹線の比喩を知ってか知らずか、列車はゆっくりと街中を行き来します。写真は、大門駅を出て矢作川鉄橋に向かう列車の風景です。
撮影日 平成23年9月12日、15日
撮影場所 愛環鉄道・中岡崎駅および矢作川鉄橋付近
投稿者 岡崎エクスプローラー


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Posted by 岡崎市まちづくり推進課 at 08:30│Comments(3)
│くらしの風景
この記事へのコメント
岡崎エクスプローラーさん、こんにちは。
「岡多線」。
懐かしい響きですね。
高架部は新幹線の徐行・・・という表現が共感できます。
写真にあるように、
通勤通学の人たちにとっても、岡崎城の眺めは格別ですね。
「岡多線」。
懐かしい響きですね。
高架部は新幹線の徐行・・・という表現が共感できます。
写真にあるように、
通勤通学の人たちにとっても、岡崎城の眺めは格別ですね。
Posted by キノシタ at 2011年09月23日 08:19
高架線からの市内展望は、最高に気分がよくまさに上からマリコみたいです。
Posted by さかきばら at 2013年11月18日 09:45
高架線からの市内展望は、最高に気分がよくまさに上からマリコみたいです。
Posted by さかきばら at 2013年11月18日 09:46