2011年12月18日
茅原沢神明宮社叢林


岡崎市指定文化財 茅原沢神明宮
天然記念物 茅原沢神明宮社叢林
茅原沢神明宮の社叢は、アラカシを主とした照葉樹林で、乙川と男川の合流点に位置している。
林内の構成はアラカシが主であるが、ツブラジイ・コナラ・アベマキを従とし、その下にサカキ・ヤブニッケイ等が多く見られる。特に県下にも稀なトチュウヒメシャラやヒメシャラがかなり多く混成することは、注目に価する。トチュウヒメシャラはヒメシャラの一種で、葉の両面に毛の多い東海地方特産の品種である。
乙川沿いの林には、木本としてオオズミ・ヒメシャラ、その林床にはムヨウラン等の分布上貴重な種が見られる。
県の環境保全地域にも指定されている。
(昭和53年10月21日指定)
愛知県茅原沢自然環境保全地域/県指定
この地域は、男川と乙川の合流点付近に位置し、標高約40mの川岸から約110mの尾根の間に、アラカシ、サカキを主とする常緑広葉樹林と、コナラ等の落葉広葉樹林から成立しています。林内には、県内では稀にしか見られない、ヒメシャラ、オオズミ、ムヨウラン、ギンリョウソウ、アキノギンリョウソウなど数多くの種が生育しています。また、県内稀産の陸貝であるツムガタモドキギセルが生息しており、県内でも貴重な森林となっています。このような、貴重な自然環境を保全するため愛知県自然環境保全地域に指定したものです。
(約14.36ヘクタール/昭和59年3月28日指定)
撮影日 平成23年10月
撮影場所 茅原沢町/地図
投稿者 キノシタ


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Posted by 岡崎市まちづくり推進課 at 08:30│Comments(0)
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