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2009年02月21日

むらさき麦

むらさき麦
東海道名所図会に、「藤川、この辺に紫麦を作る。これを高野麦という。」という記述もあることから、藤川宿のこの辺りでは、かって、むらさき色の麦「紺屋麦(高野麦)」を栽培していました。穂がむらさき色をしており、かつては藤川宿の名産でした。しかし、それも何時しか作られなくなり、ついに「むらさき麦」は幻の麦となってしまいました。それを芭蕉句碑にちなんで、藤川に再現したいと願って、原田市郎氏と野田正夫氏が奔走し、念願かなって、平成6年に愛知県農業総合試験場の協力で復活し、数箇所で「むらさき麦」の栽培がされ、5月中旬頃から赤紫色に色づいた麦を見ることができます。
(一部「藤川宿散策のしおり」引用)

撮 影 日  不明
撮影 場所  むらさき麦(藤川町)/地図
投 稿 者  都市計画課

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Posted by 岡崎市まちづくりデザイン課 at 08:30│Comments(3)歴史の風景
この記事へのコメント
大田郷土博物館(東京都)の会合で、東海道筋の講義をしています。
むらさき麦の話をしたところ、興味を持つ人がおおぜいいらしゃいました。

種を頂きたいと思いますが、どこにお願いすればいいでしょうか?

大田区は麦わら細工の盛んなところでして、江戸名所図会
などに掲載されています。
Posted by 松岡 和男 at 2010年06月17日 16:24
松岡 和男さま、コメントありがとうございます。

藤川地区には、「藤川まちづくり協議会」という地元組織があり、「むらさき麦」はそこで管理されています。

コメントの件、
こちらで調整させていただきますので、
お手数おかけしますが、
岡崎市都市計画課景観推進班
電話0564-23-6261
までお電話いただけますでしょうか。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
Posted by 都市計画課 at 2010年06月18日 07:53
レスありがとうございました。

食べるわけではなく、麦わら細工の材料として、使います。
秋江(女性)から電話が行くと思います。
Posted by 松岡 和男 at 2010年06月18日 18:22
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    コメント(3)