2010年08月28日
伝誓寺

「伝誓寺」は、浄土真宗大谷派の寺で、創建は古く、江戸時代以前からあった寺です。
この寺の由緒は、昔は「大蓮坊(だいれんぼう)」と言い、天台宗の寺でしたが、蓮如上人が布教したおりに改宗して、浄土真宗の寺となり、寺の名も「伝誓寺(でんせいじ)」としたと言います。現在、「大蓮坊」という地名は、藤川運動広場の近くに残っています、したがって、この寺は、天正18年(1590)に古い道が移されてから、現在地に移転したと思われます。
ところで、現在建てられている伽藍(がらん=寺院・僧坊の総称)は、昭和34年の伊勢湾台風で大きな被害を受け、その後改修されて、今の建物となっています。
寺の本尊は、「阿弥陀如来立像」。
伝説として「彫り竜馬」の透かし彫り等が欄間に懸かり、「泥棒と水晶」の仏頭も堂内に安置されています。
【藤川宿の散策のしおり/藤川まちづくり協議会】
撮 影 日 平成22年8月26日
撮 影 場 所 藤川町/地図
投 稿 者 都市計画課
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Posted by 岡崎市まちづくり推進課 at 08:30│Comments(0)
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